ロマノフ朝

ロシアは13世紀から15世紀にかけて250年間、モンゴル帝国の支配下にあった(これを「タタールのくびき」という)。その後はオスマン・トルコ帝国に占領され、長い間東洋に支配され続けた。東洋の勢力を撃退した後にもポーランドやスウェーデンにモスクワを占領されたが、いずれも冬将軍によりロシアは救われた。
15世紀後半にはギリシャ正教の庇護の下に専制君主国を創設、その後1613年にはロマノフ王朝が開かれ、絶対君主であるツァーリ(皇帝)を戴くツァーリズムの国家として発展を遂げた。
やがて、ロマノフ朝ロシアは不凍港確保のための「南下政策」をとり続け、東アジア大陸において支那を支配していた清国とネルチンスク条約を結び両国の国境を定めることになる。

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