アンクル・トムの小屋

奴隷たちの悲惨な生活の実態を暴いた小説。副題は「虐げられた人々の生活」。この本は南北戦争の勃発を何年か早め、アメリカを変えた本だとまで言われた。リンカーンは作者のストウ夫人を「この大きな戦争を起こした本を書いた小さな婦人」と激賞したらしい。

で、その「悲惨な生活の実態」を見ようとネットで調べたが、それについて書いてあるホームページは見つからなかった。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、
「日本では、黒人奴隷の老人・トムが、ある日、船で出会った白人少女のエバを救った事で仲良くなり、彼女に友達として愛されるエピソードは絵本で良く知られている。しかし原作では、その後にエバが病死した上に、トムの理解者だったエバの父が事故死してしまい、トムは奴隷に冷たかったエバの母によって悪辣な奴隷商人のレグリーに売られてしまい、最後はレグリーに暴行されて死亡する。そしてトムは最初に暮らしていた家の主人の息子・ジョージによって丁重に葬られ、ジョージは奴隷解放、制度廃止の為の運動に身を投じる。」と説明されている。

やはり、日本では「悲惨な生活の実態」を覆い隠そうとしてきたわけだな。アメリカに遠慮して。

もうちょっと調べて「悲惨な生活の実態」を追記する予定です。


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