生麦事件

薩摩藩の大名行列が江戸から京都へ向かう途中、神奈川の生麦村に達したとき、馬に乗っていた横浜居留地に住むイギリス人の乗る馬が行列の中に入り込んでしまった。
侍たちは4人いたイギリス人のうち3人を斬り、1人を殺し、2人に怪我をおわせた。

この事件の賠償をめぐって薩英戦争に発展する。

  薩英戦争

攘夷運動が高まっていた幕末、以下の表のように外国人殺害事件は多数起こっていた。

1856年 ロシア間の士官・水夫、横浜で斬殺される
同年 横浜のフランス領次官下僕、殺害される
1860年 イギリス公使館通弁伝吉、刺殺される
同年 オランダ船、船長ら2名斬殺される
同年 フランス公使館の旗番、刺殺される
1861年 アメリカ公使館秘書、暗殺される
1862年 生麦事件

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参考文献 歴史年表