二・二八事件(白色テロ)

二・二六事件と名前が紛らわしい。こちらは台湾の事件。
日本の敗戦(1945年)と同時に支那国民政府は台湾に行政長官を送り込み、台湾が中華民国に属することを宣言した。やってきた外省人(国民党)の汚職・不正・軍規の乱れはあまりにひどく、1947年2月28日、本省人(台湾人)の暴動が起こった。これが二・二八事件である。この暴動は国民党政府の無差別殺戮によって鎮圧された。犠牲者は3〜5万人といわれる。これは共産主義の「赤色テロ」に対し、「白色テロ」と呼ばれる。この犠牲者数は、日本統治時代の初期の15年にわたるゲリラ戦争の死者よりも多い
その後、1948年に支那共産党との支那の覇権争いに敗れた国民党は台湾に逃げてきた台湾を占領した。
こうして台湾は中華民国の領土となって現在に至っている。

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参考文献 歴史年表