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捏造された昭和史
黄 文雄 /著

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内 容
列強諸国の植民地主義が、地球のすみずみまで支配した過去の歴史を振り返れば、日本がどれほど熾烈な競争を生き抜いてきたか、わかるだろう。黒船で開港し、維新を敢行、日清・日露と勝ち抜き、太平洋戦争で袋叩きにあい、原子爆弾ののちはソ連の対日宣戦布告である。この日本の悪戦苦闘の歴史を、たんに「進出」か「侵略」かの議論で片づけていいものか。戦後日本を支配してきた歴史観には、歴史事実のつまみ食いで成り立つもの、歪曲や捏造まで加えられたものもある。これを見直し、誤解され曲解された近現代史を矯正するのが本書の目的である。

目 次

第一章 日清戦争をも「侵略」戦争とする曲論
  1. 台湾出兵が台湾・沖縄の帰属問題を決した
  2. 日清戦争は中国が起こした日本懲罰の戦争だった
  3. アジア最大の軍事大国が日本に敗れた理由
  4. 明治維新をコピーしたのが清国の戊戍維新
  5. 清国宰相にスカウトされかけた伊藤博文
  6. 義和団事件出兵は日本発のPKOだった
  7. 市民の守護神になった柴五郎と日本軍
第二章 祖国防衛戦争だった日露戦争の意義
  1. 日本の脅威、膨張主義の嫡子ロシア
  2. ロシア化か中国化か、風前の灯だった朝鮮
  3. 日露戦争が有色人種蔑視感を覆した
  4. 欧亜大陸単独横断、情報将校福島安正の憂国
  5. 阻まれた西欧列強の中国侵食
第三章 満州をめぐる日中角逐の真実
  1. あまり知られてない清朝の故土、満洲の歴史
  2. 無人の荒野、満洲になだれ込んだ中国人「流民」
  3. 奉天軍閥がなぜ関東軍に完敗したか
  4. 孫文、革命支援の見返りに満洲売却を策す
  5. 「五族協和」の夢をかけた石原莞爾の無念
  6. 満州国は中国の中の桃源郷に変わった
  7. 雲貴高原と満洲が示す植民地経営の雲泥
第四章 東京は中国近代革命の基地だった
  1. なぜ東京が中国革命の基地となったか
  2. 日本で繰り広げられた立憲派と革命派の明争暗闘
  3. 孫文の革命パフォーマンス、宮崎滔天の献身
  4. 孫文をただの詐欺師と見抜いた北一輝
  5. 支那革命に参じた日本の現役将校
  6. 頭山満を大陸侵略の黒幕とする歪曲
  7. 陸軍士官学校は革命派の軍事訓練基地だった
  8. お雇い日本人が近代社会のつくり方を教えた
第五章 かくの如く捏造された日中戦争史

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第六章 台湾・朝鮮を近代化した日本の植民地経営

第七章 アジアの民族主義を覚醒した大東亜戦争

第八章 日米決戦は自存自衛の戦いだった

第九章 戦後日本は昭和史を歪曲してきた


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