援蒋ルート


  南京攻略(1937年12月)

首都南京陥落後、奥地の重慶に退いて抗日抗戦を継続する蒋介石政権(重慶政府)を支えたのは、米英仏ソなどによる軍事経済援助であった。支那の沿岸を日本海軍が封鎖したため、これらの援助は仏印やビルマや支那西北方から重慶へ通じるルートによって行われた。これを「援蒋ルート」という。

仏印ルート、ビルマ・ルート、西北ルート、南支ルートの4本の「援蒋ルート」のうち最も重要だったのが仏印ルートで、援蒋ルートすべての輸送量のほぼ半分がこのルートを通じて送られた。

  北部仏印進駐(1940年9月)
 


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参考文献 歴史年表