ハングル

明治43年(1910)に日本は韓国を併合したが、当初、朝鮮総督府が困ったのは、日本とは比較にならないほど民衆の教育レベルが低かったことである。それまでの朝鮮では教育は上流階級のもので、漢文(支那の文字)で行なわれていた。
朝鮮総督府がいろいろ調べてみると朝鮮には日本のカナのような文字があることがわかった。それがハングル文字である。そこでそのハングルで教育をしたらいいのではないかと考えた。ハングルは日本の足利時代のころに作られたのだが、ほとんど誰も使ってなかった。漢文を使う知識階級からハングルは軽蔑されていた。
要するに、朝鮮人がハングルを実質的に使い始めたのは日本の朝鮮統治が始まってからのことである。
要するにハングルは日本が普及させたわけだ。戦後、朝鮮(韓国)が独立したとき、朝鮮人がハングルの読み書きができたのは、すべて日本の統治の成果だったのである。

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