李氏朝鮮

1392年に高麗の武将李成桂(太祖)が恭譲王を廃して自ら高麗王についたことで成立。李成桂は支那(明)から「権知朝鮮国事」(朝鮮王代理、実質的な朝鮮王との意味)に封ぜられて国号を朝鮮と定め、明から正式に朝鮮国王として冊封を受けた。
日清戦争で日本が勝利したことにより、日本と清国との間で結ばれた下関条約は朝鮮に清王朝を中心とした冊封体制からの離脱と独立をもたらした。これにより朝鮮は1897年に国号を大韓帝国(だいかんていこく、通称・韓国)、君主の号を皇帝と改めた。

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