焚書

昭和20年12月31日、GHQは日本政府に以下の指令を発した。

「修身、国史、地理科教科書及び教師用参考書を全部回収すべし。是等教科書を製紙の為に中央パルプ工場に輸送する」

そして、翌21年3月には日本を讃えるような内容と考えられた書物7769点(7769冊ではない!)を接収して図書館や本屋からひそかに抹殺させた。GHQは秦の始皇帝が行った「焚書坑儒」と同じようなことを実行したのだ。「日本の主張」を記した戦前の著書が抹殺されたわけだ。

こうした措置に抗議した和歌が雑誌に投稿されたが、検閲によって削除され、掲載は許されなかった。

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参考文献 歴史年表