序章 日本はなぜ中国の歴史認識を糾さないのか
- 中国がなぜ「歴史の共通認識」を押し付けるか
- 「国粋的教科書」は中国、韓国の方だ
- 中国が歴史認識問題に固執する本当の理由
- 政権維持のテコが「愛国主義」と「民族主義」
- 歴史の捏造は中国数千年来の伝統文化
第1章 日中戦争に至る中国「百年内戦」の真相
- 「百年内戦」はこうして準備された
- 史上最大の内戦、太平天国の乱
- 中華帝国の天敵、イスラム教徒と少数民族の反乱
- 辛亥革命が惹起した軍閥内戦の始まり
- 北洋軍閥、国民革命軍、張作霖ほかの乱戦混戦
- 虚飾にまみれた「国父」孫文の実像
- 蒋介石勝利に至る国民党内戦の泥沼
- 混沌に輪をかけた階級闘争という天命思想
- なぜ中国人は自力で内戦を収拾できなかったか
第2章 戦火絶えざる社会をつくった根本原因
- 日中戦争の遠因も近因も中国内部にある
- 自然環境の崩壊がこの惨状を生んだ
- 匪賊は中国社会の伝統勢力だった
- 食人が文化となった二千年の歴史
第3章 中国の罠にはまって始まった日中戦争
- 反日侮日の挑発にはめられた日本
- 反日抗日は共産党と反蒋各派を救った窮余の一策
- 日本は中国の安定、日中連携を求めていた
- 満洲事変に続く収拾作戦の真相
- 盧溝橋事件はなぜ「不拡大」できなかったか
- 和平派を必ず叩きつぶす中華民族の精神構造
- 山奥に逃げ込んだ国民党持久戦の実情
第4章 日中八年戦争の実体は国民党内戦、国共内戦だ
- 和平交渉の相手もいない政府乱立の泥沼
- 国共内戦でつくられた「人民の軍隊」という虚構
- 蒋介石対汪兆銘という国民党内戦の顛末
- はたして互いの敵は誰だったのか
- 持久戦を支えたのは米ソの支援だった
第5章 日中戦争の「謎」と歴史捏造を解く
- 田中上奏文 - 偽書とわかっても利用し続ける中国人
- 盧溝橋事件 - ありふれた衝突を全面戦争に仕向けた理由
- 黄河決壊・長沙焚城 - 民衆無視は中国伝統の計
- 南京大虐殺 - 最大のヒット作は多数の事例の復刻版
- 三光作戦 - 「三光」は中国五千年来の戦争文化
- 七三一部隊 - 本当にBC兵器開発専門部隊だったか
- 中国軍が日本軍に負け続けた理由
第6章 日中戦争から見た中華民族の精神病理
- 排外妄動がなぜ生まれるか
- 「漢奸」をつくらずには統治できない構造
- 大東亜共栄圏構想の正しい評価
第7章 日中戦争は「侵略」戦争ではなかった
- 誰が植民地解放と内戦終結を実現したか
- 中国人に「平和と建設」を教えたのは日本だった
- 日本軍の支配地域では何が起きていたか
- インフラは日本軍がつくった
- 中国の戦争責任を問う
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