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裏切りの世界史 - この1000年、
彼らはいかに騙し、強奪してきたか
清水 馨八郎/著

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内 容
米・ロ・中…1番悪いのはどこの国?
日本人だけが知らない無法と謀略の手口
謀略と奸計の渦巻く国際社会の中で、一人日本だけがウブでお人好しで、金をむしり取られている!
●破約の常習犯、ロシアの破廉恥な所行●力と奸計、アメリカ文明の陰部●常軌を逸した無法国家、中国の手口●グローバリズムという名の世界侵略●西郷隆盛の予言
<「あつ」と聲をあげて驚く問題提起  明星大学教授小堀桂一郎>
 本書は刊行の順序から言へば、氏の前著「侵略の世界史」の続編に当ると見えるのだが、内容から見れば更に遡つての問題提起である。則ち有史以来一貫して世界侵略の犯人だつた白色人種の精神構造を、「裏切り」の観点から根本的に分析して見せたものだ。実際本書を繙く人が「あつ」と聲をあげて驚くであらう様な、恐怖小説の効果にも似た世界史考察の視野がここに提示されてゐる。
 現行学習指導要領の線に沿つての世界史を勉強させられてきた青年・中年達は、−−今まで学校が自分達に教へてきたのは侵略者共の都合に合はせて書かれた歴史に過ぎなかつたのだ、我々は騙されてゐたのだ−−との憤激の叫びをあげずにはゐられないだらう。警世の書とはまさに本書のために用意された評語である。

目 次
第1章 西郷隆盛の予言 - 西洋人を「野蛮人」と喝破したその炯眼

世を挙げての西洋化時代に、一人背を向けた西郷
西洋人の野蛮のルーツをさぐる
いまも脈々と流れるバイキングという名の海賊精神
キリスト教の排他的独善性を生んだ風土
ただの侵略隊になりさがった十字軍
ヨハネ・パウロ二世によるキリスト教1000年の反省
「ダーウィンの弱肉強食」の世界観
デカルトが生んだ「自我の肥大」という近代病

第2章 条約を守る民族、守らない民族 - 日本と欧米、信義の国はどちらか

条約を結んでは破るのが、西洋人の常套手段
騙されやすいウブな国・日本
「国際法」の名に隠れた欧米人のご都合主義
万国公法をめぐる坂本龍馬の哀話
いまも花が絶えない、松山のロシア人捕虜の墓地
人種差別撤廃法案で露呈した白人の二十基準

第3章 非道と傲慢、西洋文明の正体 - なぜ、その非道な手口が見過ごされてきたのか

狩猟と畜産が育んだ、殺戮と搾取のメンタリティー
バイキングという生業の発生
奴隷正当化の彼らの言い分
西洋人を蝕む「不治の病」とは
大航海時代とは、世界規模のバイキング時代
植民地支配にみる巧妙な奸計
国際法は、最強国の勝手意のまま
スポーツ界にみるルール改正という”日本つぶし”

第4章 破約の常習犯、ロシアの所行 - なぜ、日本はいつまでも煮え湯を飲まされるのか

ナポレオンもヒトラーも、ロシアの自然に敗れ去った
ロシアはなぜ、半永久的軍事国家なのか
ロシア史の前半は、他民族による侵略の歴史
「三国干渉」にみるロシアの破廉恥行為
支那事変も、大東亜戦争も、スターリンの罠だった
スターリンに平和の調停を依頼した日本の哀れ
「北方領土」の法的根拠とは
ロシアが今後も、北方領土を絶対に返さない理由
ソ連の絶滅収容所に見る共産主義の正体

第5章 力と奸計、アメリカ文明の陰部 - 神の名のもとに、あらゆる悪行を正当化する厚顔無恥

先住民抹殺に用いた自己正当化のあきれた理論
西海岸で終わらなかったアメリカの侵略欲求
「アラモの砦」と「真珠湾」の共通点
ハワイ、フィリピン併合に見るアメリカの卑怯な手口
アメリカの思惑どおりに進んだ日米開戦
アメリカが日本に押しつけた国際法違反の数々
無抵抗の一般攻撃は、最悪の国際法違反
ロッキード事件の知られざる真相
口では平和を叫び、本音では戦争なしで生きられない

第6章 常軌を逸した無法国家、中国 - 略奪、殺戮を「文化」とし、白を黒と言いくるめるその手口

国民民を殺し尽くす匪賊の悪行
中国の歴史は、騙しと裏切りの四千年史
いまだに誤解される支那事変の真相
毛沢東の口から洩れた本音と感謝
自国民の略奪は、中国兵の伝統文化
対中国経済援助にみる、日本政府のマヌケぶり
アジアの解放を一人妨害しつづけた中国

第7章 グローバリズムという名の世界侵略 - 英語、牛肉食などの文化侵略と、それに立ち向かう日本文明

軍事侵略の次は、文化侵略
世界に誇るべき、日本人の英語下手
日本人の英語下手、第二の理由
いまこそ打破すべき「英語帝国主義」
ハンバーガー一個が、地球環境を破壊する
アメリカ人が一人死ぬと、インド人が50人生きられる
なぜ、高温多湿の日本でネクタイなのか
農耕民が太陽暦を使うことの無理
なぜ日本は、キリスト教国にならなかったのか

終章 日本文明の責任と使命

大陸文明から海洋文明へ
物質文明から心の文明へ
砂漠の文明から森の文明へ
星の文明から太陽の文明へ
力の文明から美の文明へ

あとがき

「西洋は野蛮ぢゃ」 - 世界史認識のコペルニクス的転回の必要
従来の日本の世界史はすべて西洋中心の思想
太古からの平和大国、日本


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