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日本史から見た日本人 鎌倉編
渡部昇一/著

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内 容
日本史の鎌倉時代的な現われ方は、昭和・平成の御代にも脈々として続いているような気がする。日本人の本質を考えるのに役立ってもらえば幸甚である。

目 次

1章 鎌倉幕府 近代国家意識の誕生
―元寇が促した「一所懸命」からの脱却(「善政」は万能ならず―北条一門の破滅
初の国難・元寇―勝者の悲劇
楠木正成―日本型「大義名分」の発明)

2章 南北朝 正統とは何か
―日本的「中華思想」によって起きた国家統合の戦争(私情に基づく「皇統」の分裂
後醍醐天皇―正統絶対主義者の功罪
日本史のキーワード「錦の御旗」と「七生報国」
正統論からの脱却―楠木正儀の現実主義)

3章 室町幕府 日本的美意識の成立
―政治的天才・義満と政治的孤立者・義政の遺したもの(政治手段としての「カミ」と「ホトケ」
倭寇―海外進出の基本的“行動様式”
『風姿花伝』―世界に冠たる教育論の誕生
“美”のクリエイター・足利義政の天才)


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