世界の中心は支那であって、その中心から遠ざかるほど野蛮な文化程度の低い民族と見て、東夷、南蛮、西戎、北狄と呼んで蔑視する思想。 全世界を統治しているのは支那の皇帝であり、ほかの地の「蛮族」を治める者はすべて、支那皇帝の臣下である「王」とする。 自分たちの土地を世界の中心「華」と位置づけ、その周囲四方を「夷」とよび差別することから始まった。 その性質としては、優越意識、唯我独尊、天下国家、華夷意識、自己中心、自国中心主義、正統主義、統一主義、文化至上主義などの主義、思想、意識である。 小中華思想(思想) |
参考文献 | 歴史年表 |