スターリンの大粛清

スターリンの支配した全期間がテロの嵐が吹き荒れたわけだが、とりわけ1930年代後半の大粛清は20世紀に人類が知った最も忌わしい殺戮事件であった。
メンシェビキ専門家のボリス・ニコラエフスキーは殺されたのは700万から1000万とし、ソ連の物理学者アンドレイ・サハロフは少なくとも1000万から1500万の人々が拷問、処刑などで死んだと述べた。
今世紀の最も反人道的な政府はナチス・ドイツだと思っている人が多いかもしれないが、実際にはソビエト政権の非道はナチス以上だった。

  粛清


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参考文献 歴史年表