新「帝国国策遂行要領」(11月5日決定)

11月1〜2日の連絡会議で9月6日採択の帝国国策遂行要領に代わる新しい「帝国国策遂行要綱」を策定した。
新しい国策案の要点は以下のとおり。

帝国は現下の危局を打開して自存自衛をまっとうし、大東亜の新秩序を建設するため、この際米英蘭戦争を決意し、次の措置をとる
  1. 武力発動の時期を十二月初頭と定め陸海軍は作戦準備を完整する。
  2. 対米交渉は別紙要領によって行う。
  3. ドイツ・イタリアとの提携強化を図る。
  4. 武力発動の直前、タイとの間に軍事的緊密関係を樹立する。
対米交渉が12月1日午前零時までに成功すれば武力発動を中止する。

ちなみに開戦の決意とあるのはそのまま開戦とするわけではなく、別の廟議をもって決めるという意味である。
この帝国国策遂行要領に基づく我国最後の対米交渉打開案が甲案乙案である。

  甲案
  乙案


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参考文献 歴史年表