広島の原爆慰霊碑

広島の原爆慰霊碑には以下の言葉が刻まれている。

「安らかにお眠りください。
 私たちは二度とこの過ちは繰り返しませんから」


これは原爆死没者に対するきわめて悪質な冒とくである。
悲劇を繰り返さないなどと言っているが、加害者は原爆を投下して20万人もの人々を虐殺したアメリカ(最大の責任者は大統領をやっていたハリー・トルーマン)である。日本の敗戦はわかっていたのにあえて原爆を投下したのである。
なぜ被害者である日本が原爆投下を謝る必要があるのだろうか。日本人に自虐史観が刷り込まれている証拠である。

パール博士はこれを見て以下のように言って嘆いた。

この"過ちは繰返さぬ"という過ちは誰の行為をさしているのか。もちろん、日本人が日本人に謝っていることは明らかだ。それがどんな過ちなのか、わたくしは疑う。ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落した者は日本人でないことは明瞭である。落した者が責任の所在を明らかにして"二度と再びこの過ちは犯さぬ"というならうなずける。この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというなら、これまた日本の責任ではない。その戦争の種は西欧諸国が東洋侵略のために蒔いたものであることも明瞭だ。さらにアメリカは、ABCD包囲陣をつくり、日本を経済封鎖し、石油禁輸まで行って挑発した上、ハルノートを突きつけてきた。アメリカこそ開戦の責任者である
東京裁判で何もかも日本が悪かったとする戦時宣伝のデマゴーグがこれほどまでに日本人の魂を奪ってしまったとは思わなかった
東京裁判の影響は原子爆弾の被害よりも甚大だ

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参考文献 歴史年表