イベリア半島再征服(1942年)

15世紀までイベリア半島(現在のスペイン、ポルトガルがある半島)はイスラムの支配地だったが、1492年、白人キリスト教徒は最後に残ったグラナダ王国を陥落させ、イスラム教徒をアフリカに追いやった

かつての西洋中心史観ではスペインの「国土回復戦争(レコンキスタ)」などと呼ばれたものだが、最近では「再征服運動」と呼ばれようとしているらしい。

これによりイベリア半島がキリスト教徒のものになり、スペインは西へ、新大陸へと膨張を始める
白人(コロンブス)がアメリカへ到達したのも同じ年(1942年)である。

  白人のアメリカ到達(1942年)

このちょうど500年後(1992年)にEU統合があった。
イベリア半島からイスラム勢力を追い出し、コロンブスがアメリカに到達した年号を意識してやったのは間違いない。しかもその同じ年、イベリア半島のバルセロナでオリンピックを開催している。

イスラム教徒との戦いは凄まじかった。これは9.11同時多発テロにつながっている。キリスト教世界とイスラム世界の対決はこの時からすでに始まっていた
ヨーロッパはイスラム教徒によって狭い地域に押さえ込まれていた。当時はアフリカも全部イスラムの世界だったわけだからヨーロッパは本当に狭い地域にすぎなかった。

その狭い地域が突如として世界を動かすようになる。

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参考文献 歴史年表