アメリカ独立宣言(1776年)

1620年にピルグリム・ファーザーズとかいう一団がイギリス本国の宗教弾圧を逃れて北米大陸に上陸したのがアメリカの移民の始まりらしい。それから約100年間、イギリスからの植民者が次々と移住し、インディアンの土地を強奪して勝手に植民地にしてしまった。
イギリスはアメリカ植民地を本国への原料の供給地及び商品の販売市場と考えて重税を課していた。
北アメリカの大西洋岸にあった13の植民地は、もともとイギリス王の私有財産だった。イギリスでは1689年の「権利の章典」で議会の同意なき課税は違法とされていた。しかし、植民地は王の私有財産だから植民地の住民は議会への代表を選出する権利がなかった。権利がないのに課税だけされることに抗議して、1773年、植民地の市民が反乱を起こして、イギリス王の私有財産を乗っ取った。イギリスが英仏植民地争奪戦に勝った後のことだった。そして、植民者たちは1776年にアメリカ合衆国の独立を宣言した

独立宣言には、人間の自由と平等、人権の尊重などが高々と謳われているが、これらはすべて白人自身のためのもので、先住民のインディアンや輸入した黒人奴隷にはまったく関係ないことだった

その後は、アメリカ独立戦争を経て、アメリカ合衆国が成立する(1789年)。

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参考文献 歴史年表