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愛国対論
渡部昇一・小林よしのり/著
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内容
我々は「非戦」とか「話し合いで解決」などと、子供じみた非現実的な主張をする「サヨク」とは完全に一線を画している。問題は、同盟に従って参戦するにせよ、どのような態度、どのような覚悟、どのような国益を目論んで、今後アメリカと付き合い、世界を構想するかである。(小林)
日本が敗戦し、アメリカの占領政策にもとづいた教育が始まったわけだが、その頃に、あるいはそれ以後に「物心がついた」世代は、いわゆる東京裁判史観のマインド・コントロールにかかっている人が多いと思う。ここ十年ばかり政治や行政の中枢にいた人の多くが、「戦前の日本はみんな悪」のような発想をしているようだ。そしてようやく小林さんのあたりから「悔しい」と感ずる世代が出始めた感じである(渡部)

9.11テロが日本人に突きつけたもの、日米関係のあり方、日本の国益、靖国参拝問題、歴史教科書論などについて、新旧両国士が激論。あいこくかまして、よかですか?

目次
第1章 日本の「正義」はどこにある?
第2章 “同盟関係”とは何か
第3章 愛国心について
第4章 宗教と国家
第5章 国益論争
第6章 歴史を歪めようとする人びと

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