「元老」とは明治後期から昭和初期にかけて日本政界の最高首脳であった重臣たちのこと。 憲法規定外の存在ではあったが、政務の決定や後継首相の決定などにあずかった。明治維新に功績のあった人物を「元勲」と呼び、彼らが明治新政府において長期間に渡って事実上政治を牽引していた。伊藤博文・山県有朋・黒田清隆・西園寺公望ら。 「元老制度」とは、元老で構成される話し合いの場である。明治天皇を戴いて明治維新を起こした元老たちは天皇との繋がりは蜜と考えられ、元老たちが任命する首相、その内閣も同様に考えられていた。 |
参考文献 | 歴史年表 |