第一次世界大戦と日本

日露戦争が終わった約10年後(1914年)には第一次世界大戦が起こった。これに日本とアメリカは参戦した。

  日本とアメリカの対独参戦

実は、第一次世界大戦のときに実に様々な重要な事件に日本は巻き込まれていく。
第一次世界大戦の数年前、支那では辛亥革命が起こり、清朝300年の歴史が倒れ、中華民国が誕生する。もうひとつ、20世紀最大の出来事の一つと言っていいロシア革命が、第一次世界大戦の最中に起こる。そしてボルシェビキ、共産主義が現実の政権として地上に姿を現した。これがその後の日本に非常に困難な問題を提供していく。

支那をめぐってアメリカは露骨に日本を敵視し続けた。

  アメリカの排日

そこに今度は共産主義という問題が新たに出てきた。この二つの問題が実は合流して、その後の日本の対外対応というものを非常に困難に複雑にしていく。
その過程に様々なる問題、満州事変も起こるし、支那事変も起こるし、それからその絶頂点に大東亜戦争が勃発する。

第一次世界大戦のときに日本は以下のような様々な対外問題に巻き込まれていった。

  「対華21ヶ条」の要求(1915年)
  ロシア革命(1917年)
  シベリア出兵(1918年)


ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってください
参考文献 歴史年表