米比戦争とフィリピン人虐殺(1899年)

1998年に米西戦争が始まったとき、フィリピン人の独立革命家のアギナルドリカルテに対し、スペイン撃退後のフィリピン独立を約束し、その協力を取り付けたアギナルドらは独立を助けてくれるものと信じてアメリカ軍に大いに協力した。ところがアメリカは地元の革命軍の協力でスペインに勝つと、フィリピン独立の約束を反故にし、フィリピン併合を宣言した。騙されたと知った革命家は、日本に援助を求めながら、アメリカに抵抗し戦争となったが、結局はアメリカに鎮圧された

この戦争でアメリカはフィリピン侵略のために残虐の限りを尽くし、反抗するフィリピン人60万人を虐殺した

フィリピンの独立戦争を押さえつけ、初代軍政長官に就任したのが陸軍少将のアーサー・マッカーサーで、その副官が息子のダグラス・マッカーサーだった。

フィリピンが独立を宣言できるのは大東亜戦争中の1943年のことである。つまりアメリカは半世紀近くもフィリピンの植民地支配を続けたわけだ。

  フィリピン独立宣言(1943年)


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参考文献 歴史年表