国際連合(1945年)

1945年10月に、アメリカのンフランシスコで発足。最初の加盟国(原加盟国)は51ヵ国。国際連盟の反省をふまえて第二次世界大戦時の戦勝国である連合国 (United Nations) が中心となって設立。
連合国は"United Nations"で、これは日独伊を敵とする国々の軍事同盟だった。戦後この"United Nations"をそのまま機構の名前にした日本ではこの機構を「国際連合」と訳した)(軍事同盟のときは「連合国」と訳した)
このため国連は日独伊を「敵国」とする、いわゆる「敵国条項」なるものがある。これは、連合国側の国が、敵国(日独伊)に対し軍事行動を起こす場合は、国連憲章の規定に縛られないとするもの。
安全保障理事会拒否権を持つ常任理事国は、米、英、仏、露(最初はソ連)、支那(中華民国、後に中華人民共和国に変わる)だが、なぜ大量虐殺を実行した、米、英、露、支那が入っているのか、なぜ敗戦同然の仏、支那(元は中華民国で1949年に支那共産党が奪取)が入っているのか。よく考えるとわけのわからない組織でもある。

  連合国、同盟国、枢軸国

2006年6月末現在、国際連合の加盟国数は192ヵ国。最も新しい加盟国は、モンテネグロ(2006年6月28日加盟)である。国際連合の本部は、アメリカのニューヨーク市マンハッタン島にある。

日本には国連を各国の上位に存在する世界政府のように理想化してみている者がいるが、国連の実態はかなり矛盾を含んだ、各国の利害が衝突する修羅場である

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参考文献 歴史年表