平成19年(2007)6月、アメリカ下院の外交委員会が日本の「従軍」慰安婦問題に対する非難決議を行なった。 この旗振り役を務めたのがマイク・ホンダ(民主党、カリフォルニア州選出の下院議員、日系三世)で、この輩は支那系の団体に支援されていた。 マイク・ホンダの最大の支援組織で支那系の反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会」は、ホンダを使って「日本軍は合計20万人ものアジア各国の女性を強制的に徴用し、セックス奴隷としたが、戦後の日本はその非を認めていない」と言わせ、全米に反日ムードを巻き起こそうとしている。 「世界抗日戦争史実維護連合会」が支那共産党政府の出先機関であることは明白で、日本のいわゆる「南京大虐殺」を非難したアイリス・チャン(2004年にあまりの嘘がばれて自殺した)のデタラメな本「レイプ・オブ・南京」(あまりにデタラメすぎて反日出版社ですら邦訳本を出版できなかった)を組織的に宣伝したり、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りに反対する署名運動を世界規模で行なった。 この「慰安婦問題」がマイク・ホンダの提案でアメリカ下院に提案されたとき、アメリカ大使の加藤良三は次のようにのたまった。 「マイク・ホンダさんが言っていることは間違っています。なぜならば、彼は日本政府は一度も謝っていないというけれども、わが政府は何回も謝ってきました」 このような馬鹿が日本の駐米大使をやっているというのだからあきれる。 こうした頼りない状況に業を煮やした作曲家のすぎやまこういちさんたち民間の人たちが「FACTS」、つまり「事実」と掲げて、慰安婦問題の事実はこうですということを高いお金を出して、「ワシントン・ポスト」に全面広告を出した。そのことについて、加藤良三はその後、プロ野球のコミッショナーに就任し、あるところで講演して、あの広告について質問を受けて「効かない薬ほど大きく宣伝する」とほざいた。 日本政府が謝ったというのは、マイク・ホンダが言ったことが正しいと認めることになる。こんな単純なことを加藤良三はわからなかったわけだ。 |
参考文献 | 歴史年表 |