「自虐史観」

自国の悪口を並べ立てる歴史観。
世界中に日本だけしか存在しない奇妙で奇怪な歴史観である。

これはある特定の政治目的のためにつくりだされた歴史観であり、史実とは関係ないものである。その政治目的は、日本民族が再び国際社会で力強い独立主権の国家・l国民として復興することがないよう、日本人の気概をくじくことだった。GHQは日本民族の優秀な能力を抑圧しようとしたのである。

GHQが、日本史の真実とは似て非なる「東京裁判史観」とマルクス・レーニン主義の「階級闘争史観」を合成して創作したもの。それをGHQは占領目的のための強力な武器・手段として活用した。

東京裁判史観
階級闘争史観

アメリカやヨーロッパの学者なども到底納得できないと言う、この自虐史観を現代の日本人(特に若い世代)は、教えられ、洗脳されて、持ち続けているが、このような事態の出現には以下の三つの大きな原因があった。

  1. わが国は国際法上「有条件終戦」をしたにもかかわらず、国家ないし政府が無条件降伏をしたというふうに、ダグラス・マッカーサーによってすっかり誤魔化されてしまった。
  2. 戦闘状態が終わって、7年間に及ぶアメリカ軍の軍事占領時代が続いたが、この期間に、占領軍の検閲(言論統制)制度を通じて、日本国民の表現活動に徹底した抑圧が加えられて、言論の自由が完全に奪われた。
  3. 言論の自由がないところで、特に「東京裁判」の批判は絶対に許さないという厳しい検閲が行われた体制の下で、「東京裁判」が昭和21年から23年にかけて行われ、最終的にはその判決の中で東条英機元首相以下、7名の絞首刑を宣告し、かつその判決の主文の前の理由の部分で、いわゆる「東京裁判史観」という、日本が昭和3年以来、国家的に侵攻意思を持って、いろいろと共同謀議をたくましくしてきて、そしてアジア各地に侵攻戦争の惨禍をもたらした、日本は犯罪国であると独善的に断定したこと。


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参考文献 歴史年表