国民党

孫文が日本で中国同盟会を結成。1911年の辛亥革命によって成立した政府の臨時大総統に孫文が就任、同盟会は国民党として議会政党を目指すが、初代大総統となった袁世凱により迫害され孫文らは亡命し、日本で中華革命党を結成、1919年、現在の国民党に改組した。
袁の死後、軍閥によって分裂状態になった支那に帰った孫文は、1921年に南京政府を開き、1923年支那共産党と第一次国共合作を実行。
孫文の死後実権を握った蒋介石は、支那共産党を粛清し同時に北伐を断行して支那統一を果たす。その後、支那事変前夜に共産党と和解して第二次国共合作(参考:西安事件)を実行する。
戦後、支那共産党との内戦に敗れた国民党は、台湾に逃れて中国の正統政府を主張するが、1971年に国連代表権を喪失。長年国民党の独裁政権下にあった台湾は李登輝総統時代に民主化が大きく進行した。

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参考文献 歴史年表