独ソ戦戦勃発後、日本はドイツを助けるため北進してソ連と戦うか(北進論)、欧米の援蒋ルートを絶ち、資源確保のために仏印に進駐するか(南進論)の選択を迫られた。 独ソ戦 結局、アメリカ・イギリスによる援蒋ルートを遮断して早期に支那事変を終結させるため、及び対日経済封鎖に対抗して自給自足経済体制を確立するため、南進することを決定した。 これには近衛首相の側近であり、コミンテルンのスパイだった朝日新聞記者・尾崎秀実の影響が大きかった。 尾崎秀実 尾崎とコミンテルンのスパイである駐日ドイツ大使館員・ゾルゲは日本によるソ連侵攻を阻止するため、南進論に向かわせるよう画策したのだ。 ゾルゲ事件 |
参考文献 | 歴史年表 |