ジェノサイド

ある国民・人種・政治的(文化的)集団などの計画的・組織的な大量殺戮のこと。ナチによるホロコーストもアメリカの広島、長崎原爆投下東京大空襲をはじめとした都市無差別空襲ももちろんこの中に入る。
よく知られているのが、スターリン毛沢東ポル・ポトのやったジェノサイド。チベット、ウイグル、ウガンダ、ルワンダ、セルビアなどでの殺戮も有名である。支那共産党の犯罪の実態については情報が隠し続けられている。
戦場の興奮に基づかない、理念に基づく大量殺戮行為となると毛沢東、スターリンには誰もかなわない。

最近は支那共産党が自らの誤った歴史を控えめに少しずつ自認する方向に向かっているらしい。外部に漏れた支那共産党の内部文献によると、毛沢東の建国以来、文革までの殺戮数は2600万人であったという。これは極めて控えめな数字で、アメリカ上院安全委員会が1971年に出した調査報告書では、「毛沢東は共産主義政権を樹立して最初の10年間で三千万人の大衆を殺害し、大躍進から文化大革命直前までの10年間に二千万人、合計五千万人を殺害している」と報告している。これに文化大革命の犠牲者数を加えれば、途方もない大虐殺数になる。チベットでのジェノサイドは今も続いている。

ソ連をはじめ、東欧、アフリカ、アジアでの共産主義体制による犠牲者数は「共産主義黒書」では8000万〜1億人と算定されている。

ジェノサイドやホロコーストは通例の戦争犯罪とは異なることを忘れていいけない。

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参考文献 歴史年表