1935年、モスクワで開かれた第七回コミンテルン大会でスターリンが再確認した。 「ドイツと日本を暴走させよ! しかし、その矛先を祖国ロシアに向けさせてはならぬ。ドイツの矛先はフランスとイギリスへ、日本の矛先は蒋介石の支那へ向けさせよ。そして戦力の消耗したドイツと日本の前に、最終的にアメリカを参戦させて立ちはだからせよ。日本とドイツの敗北は必至である。そこで、ドイツと日本が荒らしまわって荒廃した地域、つまり、日独砕氷船が割って歩いた後と、疲弊した日・独両国をそっくり共産主義陣営にいただくのだ」 つまり、日本とドイツを他の国と負ける戦争をさせ、その後ソ連が両国を属国にするよう仕向けさせた。 これはその後忠実に実行され、最後の一行以外は全て現実のものとなった。 コミンテルン 22年テーゼ 27年テーゼ 32年テーゼ 人民戦線テーゼ |
参考文献 | 歴史年表 |